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「はやぶさ2」だけじゃない!2020年の宇宙探査

今年2020年は、宇宙のことを探査するプロジェクトがたくさん進む年なんです!

たとえば、今年の12月に行われるビッグイベントに、小惑星探査機「はやぶさ2」によるサンプルリターンがあります。



はやぶさ2のCGイメージ画像((C)JAXA)

2014年に打ち上げられた「はやぶさ2」は、昨年、小惑星「リュウグウ」へのタッチダウンを行い、昨年11月に「リュウグウ」を出発しました。
順調にいけば、「はやぶさ2」は今年の年末に地球の近くへと戻ってきます。
予定では、12月6日に、「リュウグウ」で集めた砂が入ったカプセルを地球に向けて落としてから、別の天体に向けて再び宇宙を旅することとなっています。


今年4月には、水星磁気圏探査機「みお」が、地球の重力を使って軌道を変えるスイングバイのため、地球のそばを通りました。

水星磁気圏探査機「みお」の観測イメージ((C)JAXA)

「みお」は、太陽系でもっとも太陽に近い惑星である水星を調べるため、日本とヨーロッパが協力して2018年に打ち上げた探査機です。今回のスイングバイによって太陽系の内側へと軌道を変えた「みお」は、今から5年後、2025年の水星到着を目指しています。

この水星探査とならんで、今年行われる惑星探査プロジェクトで注目されているのが、アメリカのNASAによる火星探査計画です。 NASAはこれまで8つの探査機を火星の上に送り込んできましたが、今年の7月30日に、新たな火星探査機の打ち上げが行われました。

今回打ち上げられた火星探査機は、ローバーとよばれる、火星の上を走る車です。
Perseverance(パーサビアランスと読みます。日本語では忍耐という意味です)という名前のこのローバーは、来年2月に火星に着陸し、岩や土をくりぬいたサンプルを作るなどのミッションを行います。

火星を走るパーサビアランスのイメージ((C)NASA)

パーサビアランスが作ったサンプルは、6年後にヨーロッパから打ち上がる別のローバーを使って回収され、複数の人工衛星を経由して、今から11年後の2031年に地球に届く計画になっています。
「はやぶさ2」や「みお」もそうですが、惑星の探査というのはとても時間がかかるものなんですね。
また、今回はローバーといっしょに、ドローンが火星に送られます。
火星の空気はほとんど二酸化炭素でできていて、しかも非常に気圧が低いことがわかっています。この空気の中でもドローンがうまく飛べるのか、実験結果がとても注目されています。


火星では、地球と違って夕焼けが青色になることが知られています。
今はまだ、人が火星に行く技術がありませんが、今後の火星探査が進めば、人類が火星に降り立って、その目で直接青い夕焼けを見られる日がやって来るかもしれませんね。


今回紹介した宇宙探査について、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

小惑星探査機「はやぶさ2」について

水星磁気圏探査機「みお」について

火星探査機「パーサビアランス」について(英語サイト)

 

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