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おとなのためのサイエンス講座

おとなのためのサイエンス講座『私達の生活と産業を支えるクロマトグラフィーとその応用技術』

内容

※「おとなのためのサイエンス講座」お申し込みご検討のお客様へ
本イベントは開講予定で準備を進めておりますが、新型コロナウィルスへの対応に関する状況により、延期、もしくは中止となる可能性がございます。
ご参加を楽しみにされているお客様には大変申し訳ございませんが、予めご理解・ご了承のほどお願い申し上げます。



講座で使用する資料を公開します[資料


第1回 クロマトグラフィーって何? 
11月5日(木)  13:30~15:00
クロマトグラフィーは多成分混合系から個々の成分を分離する手段として開発され、効率と適用性の利点から今では生活(食品、環境、医療など)と産業(化学、バイオ、医薬品の開発など)分野において欠くことができない技術となっています。本講座では、クロマトグラフィーの種類とそれらの成分分離・分析技術への応用の現状について解説します。
    
第2回 ガスクロマトグラフィー(GC)の誕生と新技術     
11月12日(木)  13:30~15:00 
サンプルが元々揮発性又は加熱することにより蒸発する場合、移動相としてヘリウム、窒素等を用いるGCが適用できます。本講座では、サンプルの性質とカラム充填剤、カラムサイズ、成分に対する選択的検出器、ガスクロマトグラフィー質量分析装置(GC/MS)の適用例、最近のサンプルの前処理法などについて解説します。

第3回 高速液体クロマトグラフィー(HPLC)の実力      
11月19日(木)  13:30~15:00  
不揮発性成分の分離にも適用できるLCは、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)の出現と各種カラム充填剤の開発により飛躍的な成長を遂げ、今では食品、医療、医薬品、バイオなどの分野での利用が進んでいます。本講座では、カラム充填剤、よく起こる問題と解決法、液体クロマトグラフィー質量分析装置(LC/MS)による分析例などを紹介します。

第4回 その他のクロマトグラフィー紹介と簡単なサンプル分離の実験      
11月26日(木)  13:30~15:00  
クロマトグラフィーはGCやHPLCのサンプル前処理法としても注目され、各種カートリッジカラムが開発されています。本講座ではそれらを紹介するとともに、順相及び逆相カートリッジカラムを用いた成分混合物の分離を体験する、そして、カラム充填剤の違いによる成分の動きの違いを確認します。

開催日

2020年11月5日(木)

開催時間

13:30~15:00

所要時間

1時間30分

対象

科学技術に関心のある大人の方 ※原則、全4回の講座の受講が可能な方

定員

5名以上(最大12名)

場所

つくばエキスポセンター クラブルーム(2F)

申し込み方法

ページ下部に表示される申し込みフォームよりお申し込みください。
※11/5の申込から入っていただくと、全4回の講座申込になります。

 

参加費

1,000円/回(入館料別途)
実験材料費として第4回のみ500円かかります。

講師

氏名:松澤 貞夫(まつざわ さだお)
所属:つくばエキスポセンター・元産業技術総合研究所
元産業技術総合研究所研究員。工学博士。1970年代前半から炭化水素(石油)系
燃料の組成分析、プラスチック廃棄物の油化、自動車排出粒子の環境挙動解明、光触
媒反応などの研究に従事し、その都度ガスやオイルの分析にクロマトグラフィーを応
用。このため、従来法から最新鋭の方法までの技術の進展を見かつ本人も利用経験が
ある。2009年に研究所を退職後一時地球環境関係の業務に従事したが、2013
年からJICAシニア海外ボランティア(化学・応用化学)としてパラグアイ(長期)、
ミャンマー(短期)、ベトナム(長期)各国で最新のクロマトグラフィー応用技術を用
いる農薬、食品添加物及びかび毒の分析法を指導。2019年10月にベトナムから
帰国。現在、つくばエキスポセンターのボランティアインストラクター。

お問い合わせ

つくばエキスポセンター 運営部 普及事業担当

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