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おとなのためのサイエンス講座

おとなのためのサイエンス講座『加速器と共に探る自然界の歴史』

内容

※「おとなのためのサイエンス講座」お申し込みご検討のお客様へ
本イベントは開講予定で準備を進めておりますが、新型コロナウイルスへの対応に関する状況により、延期、もしくは中止となる可能性がございます。
ご参加を楽しみにされているお客様には大変申し訳ございませんが、予めご理解・ご了承のほどお願い申し上げます。



第1回 宇宙誕生:ビッグバンとクォークで始まる宇宙 
5月6日(木)  13:30~15:00
私達の知識が今到達している最も始原的な物質はクォークと呼ばれます。138億年前、小さくて超高温で超高密度の宇宙はビッグバンと呼ぶ膨張を開始しました。そして、クォークは次第にその存在の形態を変え、陽子や中性子さらにアトムになりました。それと同時に、宇宙自身にも変化が現れます。
    
第2回 輪廻する星:星の一生と物質進化     
5月13日(木)  13:30~15:00 
万有引力の効果で物質(アトム)が凝集し高温高圧になると、新しい元素の合成が始まり、恒星として輝き始めます。誕生した星はその質量に応じて様々な一生を送り、多くは華々しい最期を迎えて、物質を再び宇宙に放出します。そして、長い時間の後、再び凝集した物質は、新しい星に生まれ代わります。

第3回 生命誕生:物質進化から生命進化への転換点      
5月20日(木)  13:30~15:00  
全ての生物の細胞にはリボソームと呼ばれる構造が有ります。リボソームの仕事は、DNAに記憶された遺伝情報を転写したメッセンジャーRNAを設計図として、タンパク質を合成することです。コロナウイルスの本体もまたメッセンジャーRNAです。

第4回 見学:高エネルギー加速器研究機構の加速器見学      
5月27日(木)  13:30~15:00  
自然界の解明が近年大いに進捗する背景には、加速器、望遠鏡、宇宙探査機など、人類の叡智を結集した科学機器の発展があります。その一例として高エネルギー加速器研究機構の加速器を見学しましょう。

※第4回 5月27日(木)は、高エネルギー加速器研究機構(〒305-0801 茨城県つくば市大穂1-1)にて行います。当日は現地集合です。
 新型コロナウイルス感染症の状況等により、第4回 5月27日(木)に見学ができない場合は、つくばエキスポセンターにて霧箱観察実験を行います。

 

開催日

2021年5月6日(木)

開催時間

13:30~15:00

所要時間

1時間30分

対象

科学技術に関心のある大人の方 ※原則、全4回の講座の受講が可能な方

定員

5名以上(最大12名)

場所

つくばエキスポセンター クラブルーム(2F)

※第4回 5月27日(木)は、高エネルギー加速器研究機構(〒305-0801 茨城県つくば市大穂1-1)にて行います。当日は現地集合です。

申し込み方法

4月7日(水)10時以降にページ下部に表示される申し込みフォームよりお申し込みください。
※5/6の申込から入っていただくと、全4回の講座申込になります。

参加費

1,000円/回(入館料別途)

講師

氏名:鎌田 進(かまだ すすむ)
所属:高エネルギー加速器研究機構・総合研究大学院大学
1973年東京大学理学部物理学科卒業、KEKに就職。草創期の筑波研究学園都市で、田園生活を満喫しながら加速器研究を開始。数十年後、立派な街に育った「つくば」を見ながら定年を迎える。その後、総合研究大学院大学で教養科目「大統合自然史」の授業開発を担当。これを機に、文理の枠・組織の枠を超えて集う研究者仲間と共に、専門分野の壁を克服する活動を続けている。

お問い合わせ

つくばエキスポセンター 運営部 普及事業担当

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