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おとなのためのサイエンス講座

時間っていったい何だろう?

内容

私たちは「時間」の中で暮らしているにもかかわらず、「時間」のことをよく知りません。時間は逆に進まないのだろうか?本当に時間は存在するのだろうか?タイムトラベルはできるのだろうか?そんな「時間」の素朴な疑問や不思議について、実験を交えながらお話をします。

第1回 人と時間との関わり
6月8日(日)13:30~15:00
古代ギリシャ時代から現代まで、哲学者は時間をどう考えていたのでしょうか。時間はどのようにして計るのでしょうか。時計の原理や仕組みを紹介します。1日が24時間と決めたのは誰でしょうか。時間の単位の由来についてもお話しします。

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第2回 時間は絶対か相対か
6月22日(日)13:30~15:00
ニュートンは時間は絶対的なものであり、世界はある一つの時計に従って動いていると考えました。しかし、アインシュタインは、光速こそ絶対的なものであるという原理に基づいて、特殊相対性理論を構築しました。すると、時間は相対的、人によって時間の進み方が違ったり、動く物が縮んで見えたりします。
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第3回 時間は生まれ変化し消える
7月6日(日)13:30~15:00
アインシュタインは一般相対性理論を発表、時間も空間と同じように広がりをもち、一方向に流れるものではなくなりました。そして、時間の遅れこそが重力の起源であることが分かってきました。すると、タイムトラベルも夢ではないかもしれません。では、時間に始まりや終わりはあるのでしょうか。
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第4回 はて?時間とは
7月27日(日)13:30~15:00
人に備わっている時計とは、どんなものでしょうか。それは、どれほど正確でしょうか。覆水盆に返らず、時間は一方向に流れていて、なぜ逆戻りできないのでしょうか。過去の記憶はあるのに未来の記憶はないのは、なぜでしょう。はて、時間っていったい何でしょう?
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開催日

2025年6月8日(日)、6月22日(日)、7月6日(日)、7月27日(日)

開催時間

13:30~15:00

所要時間

1時間30分/回

対象

科学技術に関心のある大人の方
※ 原則、全4回の講座の受講が可能な方。すべて受講できない方は申し込みの際に連絡事項にご記入ください。必要に応じて事務局より連絡いたします。

定員

5名以上(最大12名)

場所

つくばエキスポセンター 
 第1~3回:1階 第1休憩室
 第4回:2階 クラブルーム

申し込み方法

このページ下部に表示される申込フォームよりお申し込みください。
※ 全4回の講座申込になります。
※ 申込は5月8日(木)12:00より開始します。

参加費

1,000円/日(入館料別途)

主催・共催・後援・協力

協力:筑波大学(予定)

講師

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坂元 眞一(さかもと しんいち)
つくばエキスポセンター エキスポシニアエキスパート
1953年兵庫県生まれ。東京大学大学院修了、理学博士。専門は高エネルギー物理学(素粒子実験)。 英国ラザフォード・アップルトン研究所、米国ラトガース大学、東京大学理学部、 高エネルギー加速器研究機構に在籍、主に反陽子やミューオンについて研究。2002年日本原子力研究所(現日本原子力研究開発機構)に移り、大強度陽子加速器施設J-PARCの建設を推進。施設完成後は科学の啓発活動に専念。退職後、つくばエキスポセンターのエキスポシニアエキスパートを務めるとともに、フリーの科学コミュニケーターとして活躍中。

備考

当館の駐車場は土日祝有料(500円/日)です。
満車の場合は、近隣の有料駐車場(北2駐車場 最初の1時間220 円、以降30分ごとに110円)をご利用ください。
ご入館は正面入口からお願いいたします。

お問い合わせ

つくばエキスポセンター 運営部 普及事業担当

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