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おとなのためのサイエンス講座

おとなのためのサイエンス講座『光合成の多様なしくみ』

内容

※「おとなのためのサイエンス講座」お申し込みご検討のお客様へ
本イベントは開講予定で準備を進めておりますが、新型コロナウィルスへの対応に関する状況により、延期、もしくは中止となる可能性がございます。
ご参加を楽しみにされているお客様には大変申し訳ございませんが、予めご理解・ご了承のほどお願い申し上げます。



講座で使用する資料を公開します[資料


第1回-① 光合成の基本的なしくみ-光合成研究400年の歴史を紐解く(展示解説と講義) 
7月3日(金)  13:00~14:45
エキスポセンターの展示解説とパワーポイント資料による講義
エキスポセンター展示場などで「電磁波・光のスペクトル・太陽エネルギー」、「微細藻類の培養・藻類によるバイオオイル生産」、「光合成の基本的なしくみ」について見学・解説します。
    
第1回-② 植物の葉や藻類の色の違いを分析する(実験)     
7月3日(金)  14:45~16:30 
太陽光エネルギーの吸収に重要な光合成色素をクロマトグラフィーで分離・分析する
・植物の葉、ワカメ、昆布などから色素を抽出します。
・薄層クロマトグラフィーで色素を分離し、色素の違いを比較します。
・結果から、生物学的な意義について考察し、レポートに記録します。

第2回-① 光合成による物質生産の違い-デンプンとオイル-を目で見る(実験と講義)      
7月10日(金)  13:00~14:45  
光合成産物の貯蔵物質の違いと化学特性を分析する
デンプン
・米粒(うるち米、もち米)をヨウ素液で染色します。
・染色の色調の違いを観察し、記録します。
オイル
・ゴマを磨り潰し、蛍光染色液ナイルレッドで染色します。
・紫外線蛍光灯の下で色調の違いを観察し、記録します。

第2回-② 実験結果についての考察と討論(総合討論)      
7月10日(金)  14:45~16:30  
実験内容と結果を総合的に解説し、質疑応答を行い4回分を総括します。
ショートレクチャー:ゲノム時代の光合成研究トピックス-ウイルスからもらった遺伝子の働き

*この講座は、4回分の講座を2日間で行います。

 

開催日

2020年7月3日(金)

開催時間

13:00~16:30

所要時間

3時間30分

対象

科学技術に関心のある大人の方 ※原則、全2回の講座の受講が可能な方

定員

5名以上(最大15名)

場所

つくばエキスポセンター クラブルーム(2F)

申し込み方法

ページ下部に表示される申し込みフォームよりお申し込みください。
※7/3の申込から入っていただくと、全2回の講座申込になります。

参加費

2,000円/日(入館料別途)
実験材料費として初回のみ500円かかります。

講師

氏名:白岩 善博(しらいわ よしひろ)
所属:筑波大学
山形県寒河江高校、新潟大学、東京教育大学、東京大学で学び、微細藻類の光合成炭素代謝の研究で理学博士(東京大学)。ドイツ・アレキサンダー・フォン・フンボルト財団奨学研究員、日米科学技術協力事業研究員として海外経験。新潟大学助手、助教授、筑波大学教授、特命教授、学長特別ミッション、マレーシア工科大学客員教授、マリンバイオテクノロジー学会長、中国科学院PIFIフェローを歴任し、現在、筑波大学名誉教授。筑波大学大学院共通科目や若手大学人育成イニシアティブ、三菱UFJ環境財団寄付講義等の教育・人材育成プログラムを主導。研究分野は植物代謝生理学・生化学・分子生物学。研究テーマは微細藻類の光合成炭素代謝の環境応答と制御機構、微量元素セレンの生理機能、海洋ハプト藻類によるバイオ燃料生産、北極海氷融解の生物影響など地球環境課題に関する研究、藻類による放射性セシウムの除去に関する研究など。マリンバイオテクノロジー学会賞受賞。趣味は寄席芸鑑賞。

関連リンク

備考

(事前のご案内)
本講座では、有機溶媒を使用します。
皮膚が弱い方やアルコール系の溶剤に過敏な方は注意が必要ですので、事前にお申し出ください。

お問い合わせ

つくばエキスポセンター 運営部 普及事業担当

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