つくばエキスポセンター
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講演会

 

つくばエキスポセンターでは、3月から上映を行っているプラネタリウム一般番組「ブラックホールツアーへようこそ」に関連し、3人の先生をお招きしてブラックホールに関する講演会を行います。

番組を見てブラックホールに興味を持った方、もっと詳しく知りたい方、などなどたくさんの方のご参加をお待ちしています(参加自由、参加費無料(ただし入場料が必要です))。

 

 

 

■X線でブラックホールを見よう

宇宙には、太陽と同じくらいの重さのブラックホールから太陽の100万倍以上の重さを持つ巨大ブラックホールまで、様々なブラックホールが存在します。そして、多くのブラックホールはX線で明るく輝いています。そこで、日本の誇るX線観測の最前線と、X線で見たブラックホールの姿を紹介します。「ブラックホールってなんだろう?」も、わかりやすく解説します。

日時

2009年5月2日(土)/11:30〜12:15、14:00〜14:45、15:30〜16:15
※講演の時間に誤りがございました。大変申し訳ございません。
ここに修正させていただきます。

場所

つくばエキスポセンター2階宇宙情報センター

 

【講師】

氏名

磯部 直樹(いそべ なおき)氏

所属

京都大学理学部宇宙物理学教室 グローバルCOEPD研究員

略歴

東京大学大学院卒業(理学博士取得)後、宇宙開発事業団宇宙開発特別研究員、宇宙航空研究開発機構プロジェクト研究員、理化学研究所基礎科学特別研究員を経て現職。

研究内容

X線天文学が専門。

ブラックホール, 活動銀河中心核, 宇宙ジェットなどのX線観測による研究。

 

図は、地球から約12光年の距離にある NGC 4945 と呼ばれる銀河の写真です。
私が行ったX線観測での写真(緑)を、赤外線写真(赤)に重ねました。二つの写真の画像は全く異なっていますね。その理由は講演でお話しします。
また、2006年のX線写真には、2005年の写真に写っていなかった明るい天体が出現しています。

X線の観測データを詳しく解析したところ、この天体は太陽の10倍以上の重さを持つブラックホールである可能性が高いことがわかりました。


画像提供:JAXA

私は、今年の6月に国際宇宙ステーションに搭載される予定の、全天X線監視装置 MAXI の開発を行ってきました。MAXIは、高い感度で全天のX線写真を毎日取り続けることができます。MAXIを用いれば、多数の銀河の中心に存在する巨大ブラックホールの活動の様子が明らかになると期待しています。

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■宇宙のモンスター「ブラックホール」とそれに挑む望遠鏡

ブラックホールってよく耳にするけど、いったい何なのだろう?本講演では、ブラックホールとは何か、どうやってその存在が明らかになってきたかを解説します。そして、ブラックホールが宇宙の謎を解くうえで、重要な鍵をにぎっていることを、最新の研究成果を交え紹介します。近い将来、ブラックホールを見ることができるようになるかもしれない望遠鏡計画についても触れたいと思います。

日時

2009年5月3日(日)/11:30〜12:15、14:00〜14:45、15:30〜16:15
※講演の時間に誤りがございました。大変申し訳ございません。
ここに修正させていただきます。

関連URL

VSOP-2推進室ホームページ

場所

つくばエキスポセンター2階宇宙情報センター

 

【講師】

氏名

永井 洋(ながい ひろし)氏

所属

自然科学研究機構 国立天文台

略歴

2007年3月 総合研究大学院大学 物理科学研究科天文科学専攻卒業(理学博士)

2007年4月より国立天文台研究員

研究内容

超巨大ブラックホールから噴出する相対論的ジェットの研究。主に、電波望遠鏡を使った観測に取り組んでいる。また、次期スペースVLBIミッション「VSOP-2」の開発に携わっている。

次期スペースVLBIミッション「VOSP-2」の概念図。口径9mの電波望遠鏡を搭載した衛星と、地上の電波望遠鏡が協力することで、3万kmの巨大な望遠鏡に相当する解像度を発揮し、巨大ブラックホール近傍を探る。

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■ブラックホールはどのように見えるのか

将来、打ち上げられる宇宙観測衛星によって、我々から近いところにあるブラックホールがどのように観測されるのか、また、それらの観測からブラックホールに関してどのようなことが解明されるのかについて解説します。

日時

2009年5月4日(月・祝)/11:30〜12:15、14:00〜14:45

場所

つくばエキスポセンター2階宇宙情報センター

 

【講師】

氏名

高橋 労太(たかはし ろうた)氏

所属

独立行政法人理化学研究所 基礎科学特別研究員

略歴

2005年京都大学大学院理学研究科博士課程終了後、東京大学で日本学術振興会特別研究員PDを経て、現在、独立行政法人理化学研究所基礎科学特別研究員。

研究内容

一般相対性理論に基づいてブラックホール近傍の高エネルギープラズマを理論的に研究。近未来の望遠鏡によるブラックホール候補天体の観測可能性を明らかにしていくことにも携わっている。

数値シミュレーションで計算したブラックホールと周りのプラズマのイメージ。ブラックホールに吸い込まれるプラズマが光り輝いて見える。

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